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開発技術者向け「プロジェクトマネジメント研修」実践編(2日間)

コース概要

  • このコースでは、受講者各自の実業務における開発事例(プロジェクト)を元に各自の固有な課題討議を行います。
  • 講義・ケーススタディ演習・討議を通してプロジェクトマネジメントの重要性を認識し、実践的なマネジメント手法を修得します。
  • コントロールされたプロジェクトマネジメントをおこなうために、計画時点で重要なドキュメントの作成を行います。
  • プロジェクトの総合演習で各自の実業務の問題と課題を相互に討議します。
  • プロジェクトマネジメントを実行する上で課題抽出と対応策の策定を演習・討議を通して総合的に学習します。

到達目標

  • WBSを作成しタスクの洗い出しと工程図を作成し、実務に活用できる。
  • リスク登録簿(一覧表)を作成しリスクの優先順位の対応戦略が理解できる。
  • プロジェクト遂行時の課題抽出と対応策の策定ができる。

対象者

製品開発エンジニア、組込ソフト設計、ESC(横滑り防止装置)、ECU(電子制御ユニット)ハード開発、品質保証、他プロジェクトマネジメント業務等を行うスタッフ部門。
管理職(部長・課長クラス)の研修としても活用可能

前提条件

  • プロジェクトへの参加経験者、プロジェクトの管理・監督経験者が望ましい。
  • 各自の実業務(プロジェクト)のWBSを事前に作成して提出すること(終了、実施中、計画中を問わない)。
  • 「プロジェクトマネジメント研修―基礎編」コースを修了しているか、または同等の知識を持っていること。

WBSの受講前作成、提出要領(※)

  • WBSの作成には「WBSの書き方(別途事前配布」」を参照しWBSテンプレート(Excel版)を使用します。
  • 受講決定後受講者個別にデジタルデータ、提出期限、提出先をメールにて連絡します。
  • ※貴社の技術情報に関してのNDAを弊社と別途締結して秘密保持を守ります。

日数・形式

2日間、座学+グループ演習(4~5名/グループ)

実施日時・開催場所

  • 実施日時 貴社指定 両日とも9:30~17:30(貴社の就業時間に合わせます)
  • 開催場所 貴社ご指定場所

教材、教具等

  • 貴社ご準備:ホワイトボード(講師分+ケーススタディグループ分)
  • プロジェクタ、スクリーン、受講者用PC(演習用)(4~5名/1グループ)、 演習時のネットワーク構築部材(LANケーブル、HUB等、なければUSBメモリ1ケ/グループ)受講者名札
  • 当社準備 :テキスト、ワークシート、講師用PC、講師プレゼンテーション用データ

受講者

最小12名~最大30名

カリキュラム

全業種対応プロジェクトマネジメント実践研修カリキュラム

  学習項目 ポイント
1日目 AM

1. [講義]プロジェクトマネジメントの概要

2.[講義]PMBOK概要(最新動向)
3.[講義]プロジェクトマネジメントにおけるWBSの位置づけと作成時のポイント
4.[演習 1]-プロジェクトWBSと工程表作成-

  • プロジェクトマネジメントの動向と国際標準PMBOK第4版のポイント(意義・真髄)の解説
  • 計画立案のベースとなるWBSの作成演習を行う上での注意点を説明
  • 受講者個別のWBSから代表事例をグループで選定する。
  • 各グループではWBSと日程表(工程表)を作成する

昼休み

PM

4.[演習 1]-プロジェクトWBSと工程表作成-(続き)
グループ発表・討議・解説
※各自持参した実業務のWBSをグループ毎に発表する

  • 各タスクの依存関係、クリティカルパス(臨界経路)の特定と工程遅延時の対応方法を習得
  • グループ発表に対し他のグループから質問と回答により要点事項を習得する

5.プロジェクト事例紹介
・講師が実際に携わった製品開発プロジェクト事例を含め2例を紹介し「経験」や「教訓や喜び」を理解してもらう
【事例-1】
「世界初のCDプレーヤーを開発せよ」
【事例‐2】
「混乱したプロジェクトの火消し」

  • 市販本「伝説のPMが教える私のいち押しプロジェクト」(伊熊他編著、評言社、2011年、1,680円)」から引用
  • 本書では、プロジェクト成功のために本気で心血を注いだ21人のビジネスパーソンのプロジェクト事例を掲載。
  • 各自の実例と教訓はPMの真髄を明かにするとともに、PM実務者・新任PM・これからPMを目指す方々へのメッセージとなる。
2日目 AM

6. [講義]リスクマネジメント

7.[演習 2]-リスク登録簿(一覧表)の
作成-
[演習 2]  グループ発表・討議・解説

  • プロジェクトマネジメントで重要なリスクマネジメントについて事例を交え解説する
  • リスク登録簿(一覧表)の作成演習を行う
  • リスク要因の把握と優先順位付けを習得

昼休み

PM

8.[演習3]-プロジェクト総合演習-
[演習3]  グループ発表・討議・解説

 

9.貴社技術者の講評と講話

10. まとめ・質疑応答

  • プロジェクトのフェーズ(工程)毎の課題と対応策を立案する
  • プロジェクトレビュー(状況レビュー)を通して業務における種々の問題点を討議する。
  • 討議を通して他者の業務上課題、悩み事を共有認識する
  • 貴社技術者がオブザーバーとして参加が望ましい

アンケート記入
受講証明書付与

  • 貴社もしくは弊社書式による
  • 14時間(PMP受験時に登録出来ます)

※上記カリキュラムは予定であり、進捗により多少前後する場合があります。
※昼食時間は12:00~13:00。休憩は午前に1回、午後に1回、各10~15分程度を予定。
※演習はグループで行います(4~5名/グループ)。演習毎に発表と講師講評を行います。