AIMコンサルテーション(全体概要)

プロジェクト(開発業務)を取り巻く環境

「プロジェクトなぜ失敗するのか?」に関していくつもの研究報告・出版がされていますが、その中で成功するための共通課題は、「エンジニア(プロジェクト・マネジャー:PM)の育成方法」です。
経営者層としては、自社の事業戦略に適合したプロジェクトを円滑に実行して計画通り納入物、サービスをお客様へ提供する責任があります。しかしながら、ユーザー(ステークホルダー)からの要求が複雑化して、プロジェクトの環境が多様化する中で計画通り(成功理)に提供することが困難になっています。
このような状況でプロジェクトを成功理に完了するためのPM育成が重要となりますが、いわゆる「団塊の世代」が定年退職したのち、企業内指導者層における成功・失敗プロジェクト経験数の減少で「OJT(On-the-Job Training)」による実務による育成を行う環境が悪くなっていることも現実です。
これは経営者層の重要課題であり今後、外部からの知識・経験を取り入れた育成が必要です。

トータル・イノベーションを提供する aiマネジメント・オフィスのコンサルテーション骨子

1)プロジェクトのリスク・レベル分析と評価

①対象プロジェクトの初期計画段階に状況を判断するために「リスク・アセスメント」を行いリスク・マネジメントが正しく計画されているか評価します。このリスク・アセスメントはプロジェクトが終結するまで定期的に遂行状況評価を行い、当該プロジェクトの開発プロセスで問題点(予兆)を早期に特定して問題発生防止と万一問題が発生しても早期に対策を行うことが可能です。
②対象プロジェクトのリスクランクを独自の得点手法で「:重要問題プロジェクト、組織全体で強い監視が必要」、「:要注意プロジェクトとして監視が必要」、「:低いリスクランク、ラインで監視」と分類します。プロジェクトに潜むリスクを「評価点数化」して、開発難易度を総合的に判定します。
③アセスメント頻度:基本は1回/月で開発終了前2カ月は、1回/2週間、1カ月前は、ご要求により回数を増加します。
 

2)プロジェクトの遂行支援

①開発プロジェクトの計画段階のアセスメント結果をもとにして定期的にプロジェクトの進捗状況が計画通り遂行するように支援します。プロジェクト・ルームに出かけ実際にプロジェクト・リーダーやメンバーへヒアリングやディスカッションを行います。
②各プロジェクトが抱えている課題と実際に直面している問題について、コンサルタント自身の開発実務経験により適切なアドバイスを行います。
③継続的なメールによる質問、疑問に対する回答を逐次行います。必要に応じてSkypeを使った直接的な指導を行います。
④頻度:基本は1回/月ですが、要請必要時に即対応します。
 

3)エンジニア育成のため実業務での支援

①“上流から下流まで”網羅した育成プログラムをもとに研修成果を実業務に適用して、プロジェクトを成功することが出来るようPM研修受講者を対象に「アフターフォロー」を行います。即使える実践的ノウハウを提供します。
②研修の成果は、実務で使わなければ意味がありませんし効果もでません。研修受講者へアフターフォローを行うことにより、プロジェクト・リーダー研修にフィードバックを行います。研修内容や進め方の改善を行い貴社に最適な研修にすることを図ります。
③頻度:基本は1回/月ですが、要請必要時に即対応します。
 

4)メンタリング手法を取り入れたエンジニア育成支援

①OJTで行うエンジニアの育成方法にメンタリング手法を取り入れきめ細かな育成を行います。
 これは、いわゆる「寺子屋形式」で小規模の人数でエンジニアを育成する方法です。
②周到に計画したプロジェクトといえども、計画どおりに行くプロジェクトは少ないのが実情です。問題が発生したとき、エンジニアは、どのように対処し解決していけば良いのか迷います。マニュアルには載っていない。教科書にも載っていない、職場に受け継がれたノウハウもないとき、PMが拠り所にできるのは先人の経験です。
③教える側:「メンター」と教えられる側:「メンティー」に分かれますが、「メンティー」は、自分の課題やスキルアップしたいテーマに合わせ社内で横断的なメンターを指定します。
④社内の「実務者、知識者」が「メンター」となり自分の経験やスキルを伝承する方法としては最適です。
⑤当社では、「メンターとしての役割」と「メンターの育成支援」も行います。
特にステークホルダーに対する「コミュニケーション力」「リーダーシップ力」「ネゴシエーション力」の強化に重点を置き経験に基づき具体的な指導をします。
⑥実施するには、直接集まってディスカッションする(1~2時間程度)方法と社内SNS(掲示板やバーチャルのフォーラム)を使って行います。
 

5)プロジェクト・マネジャー認定制度設立と運用支援

①プロジェクトを成功させるために最適な新エンジニア認定制度(現在のLPL等の呼称とは別)が必要です。現在の役職呼称では、実務経験と経験年数が部門により異なり、スキルレベルの差があります。
②従来の呼称とは別にプロジェクトの規模、難易度に応じ統一したプロジェクト・マネジャー認定制度を設定し、最適なエンジニアをプロジェクト・リーダー、プロジェクト・マネジャーとして任命します。
③認定レベル例として「シルバーPM」「ゴールドPM」「プラチナPM」の3段階となります。
この制度により認定されたエンジニアのスキルは、対外的にも認知され新規案件受注に効果があります。
③新認定制度では、成功すればプロジェクト毎の「インセンティブ制度(5段階の金額設定)」を導入して、成功に対する報奨金を支給します。エンジニアのモチベーションが高まることで、失敗するプロジェクトを減少させる効果があります。
④当社では、本認定制度の設立支援(認定基準設定と認定方法について)とその後の運営支援を行います。
 

6)プロジェクトマネジメント・オフィス(PMO)運用支援

①開発プロジェクトの推進は、基本的には開発ライン側の責任で行いますが、組織横断で複数のプロジェクトを一元的にマネジメントする組織がPMOです。
②PMOは、貴社では「開発管理部」に相当する業務ですが、その機能を強化し従来のプロジェクトの工程、フォロー会議設定、予算管理、育成支援から直接エンジニアリング的にマネジメント出来るレベルまで向上を図ります。
③当社では、日立製作所のPMO実務経験を元に「PMOとしてのプロジェクトマネジメントの見方」や「PMOとしての心構え」を含めた全面的な活動支援を行います。
 

7)上位マネジメント層へのプロジェクトマネジメント啓蒙支援

①経営者層としてポートフォリオの観点でプロジェクトを成功させるために何に主眼を置くべきか理解する必要があります。
②経営では「ドラッカ―理論」が有名ですが、プロジェクトマネジメントで世界的な権威者であるDrハロルド・カーズナー氏が唱える「戦略的なプロジェクトマネジメント」の理解が必要です。
③役員クラスを対象にプロジェクトマネジメントに関しての個別指導を行います。
④1回に約2時間程度で、座学+個別演習含む研修を行います。
⑤研修では、プロジェクトマネジメントの世界の動向や貴社としてエンジニア育成方法の進むべき方向など、活発な意見交換や討議を行ないます
⑥自社組織での問題「ポートフォリオマネジメントの不在」、「効果的で即戦力のあるPM育成方法、組織としての標準化手法」「エンジニアのモチベーションを高める方法」などについて意見交換を行います。

a i マネジメント・オフィスのコンサルタントのプロフィール

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伊熊 昭等(いくま・あきら)

aiマネジメント・オフィス 代表、PMI日本支部認定登録講師(第一号)、国立大学非常勤講師、研修専門会社専属講師、製品開発系・プラント系・IT系会社外部講師、PMP、PMI・PM学会・日本音響学会会員。

【経歴】
  • 1973年 日立製作所入社、オーディオ部門にてハイファイスピーカシステムの製品開発・設計に従事。
  • 1981年から世界初のCDプレーヤー開発・製品化プロジェクトに従事。二次元対物レンズアクチュエーターの開発を行ないその後の応用製品開発に従事(製品開発・設計 17年間)
  • 1991年から業務用大型映像システム、情報系システムのシステム・エンジニア(SE)として従事。(SE業務14年間)
  • 2000年からプロエジェクトマネジメント・オフィス(PMO)にて大規模プロジェクト支援業務とPM育成に従事。2001年PMP資格取得。
  • 2004年から、製品開発系で17年間、IT系で14年間の豊富なプロジェクト実務経験とPMOにも4年間従事した実績を活かし、系列の研修専門会社(日立インフォメーションアカデミー)にて全業種向けプロジェクトマネジメント関連講座のインストラクター・スペシャリストとして従事。
  • 2011年から(株)マネジメント社 取締役・エグゼクティブ・コンサルタント。
  • 2013年からaiマネジメント・オフィス代表、現在に至る。年間80日以上の講座他講演を実施している。
  • 2012年から、広島大学の大学院でマネジメント・オブ・テクノロジ(MOT)講座におけるプロジェクトマネジメントの講義をおこなっている。
  • 米国PMIの認定資格「PMP」のPMP取得対策講座では、合格者3,500名以上を輩出した国内のトップ講師でカリスマ講師として知られる。
  • PMI日本支部の支部活動である「若手 PM 育成 スタディー・グループ」の中で、実務経験を生かしアドバイザリー・スタッフとして会員活動の支援している。
  • 主な著書:「PMPパーフェクトマスター(評言社、2010年)」、「伝説のPMが教える私のいち押しプロジェクト(評言社、2011年)」「PMPパーフェクトマスターPMBOKガイド第5版対応(評言社、2013年)」

【趣味】
  • 車を乗り回すこと。トヨタ、三菱と7年以内に乗り換え現在の愛車「ニッサン・スカイライン250GT」では、毎年実家の九州大分県まで陸路を往復運転(約2,500Km)。他の車を含め今年で通算8回目になった
  • 全メーカーから発売された新型乗用車(国内(軽含む)・外国)を必ず試乗して自分なりの評価をしている。現在地元の日産ディーラーから新車発売時には、必ず声が掛かり試乗評価を行っている。エンジニアの視点とユーザーの視点で評価をして営業訴求ポイントを提供している(但し無償)
常日頃から自分の車のエンジン音を自分の耳で聴いてみて調子の善し悪しを確認している。
車に関心をもつ一環として26年間自分で車を直接陸運局に運び「ユーザー車検」を行っている。

a i マネジメント・オフィスのパートナー・コンサルタント

様々な業界のビジネス・パートナーとアライアンスを組んでお客様へ最適なコンサルテーションを提供します。


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山崎正敏(やまさき まさとし)

オフィスAjビジネス・プランニング 代表、日本プロジェクトマネジメント協会理事、
PMP、中小企業診断士、ITコーディネーター、PMI会員
経営革新等支援機関(経済産業省認定)

【経歴】
  • 1982年(株)神戸製鋼所入社 エンジニアリング事業部配属
  • 情報システム部門、建設プロジェクト部門においてPMを実践。
  • 経営企画部門で経営計画、IT投資計画策定を担当。
  • 情報システム開発プロジェクト(CAD、PM支援、経営支援)
  • 製鉄プラント建設プロジェクト(リビア3年駐在)
  • 新交通建設プロジェクト
  • 環境プラント(都市ごみ焼却、汚水処理、汚泥焼却)プロジェクト
  • 地下鉄建設プロジェクト(香港2年駐在)
  • 2001年 コベルコシステム(株)で情報システム開発プロジェクトでPMを実践。
  • 製造会社向け基幹システム開発プロジェクト
  • PM導入、オフショア開発導入
  • 2003年 Ajビジネス・プランニング設立
  • プロジェクトマネジメントのコンサルティング(6社)、研修(30社・団体)、併せ、中小企業への経営コンサルティングを実施している

【趣味】サッカー観戦、法律の勉強
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下田 潔(しもだ きよし) 工学博士

【メッセージ】
  • 海外プラント建設プロジェクトマネジメントのノウハウを伝授します
  • ​業務経験・実績を生かしたきめ細かい社員育成を行います
【経歴】
  • 1976年 日立プラント建設(株)入社 松戸研究所 配属
  • 1992年        同上     生産技術センタ 配属
  • 2003年 (株)日立アメリカ 出向
  • 2006年 (株)日立プラントテクノロジー モノづくり統括本部 配属
  • 2008年        同上       経営戦略本部 配属
  • 2013年 (株)日立製作所 インフラシステム社 PMO 配属
  • 2015年 退職後独立
  • 電力プラント、鉄鋼プラント、化学プラント、上下水プラント、クリーンルーム空調プラント、一般産業機械プラントなどの国内外プラント建設の合理化を実践。
  • 海外EPCプラントのプロジェクトマネジメント標準化推進。
  • プロジェクトマネジメント社内研修の企画立案と講師に従事。
 【 主な執筆】
  • 『エロージョン・コロージョン試験方法』((財)腐食防食協会)
    『エロージョンとコロージョン-流体による材料の侵食』(裳華房)
    『エロージョン/コロージョンと利用技術』(アイシーピー)
【趣味】
  • マラソン ニューヨーク駐在中にNY  Cityマラソンに出場し、それ以降東京マラソン、つくばマラソン、京都マラソン、神戸マラソン、など30あまりのフル、ハーフに出場。