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PMPパーフェクトマスターに関する何でも質問と解答

PMPパーフェクトマスターの記載事項に関する【Q&A】

  • 「PMPパーフェクトマスター」(PMBOKガイド第5版)の記載内容(本文・問題)に関して読者から質問が寄せられましたので下記に掲載します。(※内容は、順次更新します)
     
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【Q 4】  スコープマネジメント(P103) 16行目

  •  プロジェクト人的資源マネジメントでは、コンフリクトを解決する方法として6つの方法を紹介しています。 とありますが、 P243の コンフリクトの解決方法の表では①協力や問題解決、 ②妥協や和解、 ③鎮静や適応、 ④撤退や回避、 ⑤強制や指示・命令 となっています。(○数字は私が便宜上付けました) 6つめが分かりません。
  • 【Anser】
    ①本文の説明では、PMBOKガイド第4版の分類(6種類)がそのまま残っていました。
    PMBOKガイド第5版では、「対峙(直面)」と言う解決方法の掲載が無くなり(5種類)になりました。
     しかし、PMPの試験では出る可能があります。①「協力や問題解決」と同じように「◎」の良い解決方法ですので一緒に覚えてください。
【Q 3】スコープマネジメントP102 について
  •  ②「フォーカス・グループ」 と ③「ファシリテーション型ワークショップ」 の違いが今一つ理解できません。 ②はステークホルダーか聞き取りを行う ③はセッションを開いて議論する というような違いでしょうか。 「一定の条件を満たしたステークホルダー」 と「 主要なステークホルダー」 というステークホルダーの違いは重要な観点でしょうか?
  • 【Anser】
  • ①「フォーカス・グループ」と「ファシリテーション型ワークショップ」は、セッションを開いて議論する点では同じことですが集めるステークホルダーに違いがあると理解してください。
  • ②「フォーカス・グループ」でのステークホルダーは、テーマに関係するステークホルダーから選定し召集をかけます。「一定の条件」とは、議論すべきテーマに見合ったステークホルダーと言う意味です。
  • ③「ファシリテーション型」の場合は、ステークホルダーから主要な人物(キー・ステークホルダー)を選びます。
  • ④たとえば、顧客先の主要人物やエンドユーザーで口のうるさそうな人物を選んで予め「課題等」の根回しを行うやり方です。
  • ⑤ファシリテーションですから、中立な立場で意見調整を行うことが必要ですので、その場合は「専門家」にファシリテーターになってもらいます。
  • ⑥私も、日立のPMOで仕事をしている時は、お客とSE側間の「行司役」になって問題の解決を行っていました。

【Q 2】プロジェクト統合マネジメントの変更要求におけるプロジェクトマネジャーと変更管理委員会(CCB)について

  • PMPパーフェクトマスター(P83)では、「変更要求に対する承認権限は、プロジェクトマネジャーか変更管理委員会がもちます」と記載されております。変更要求に関する判定権限の大小はありますか?
  • 【Anser】
  • 「プロジェクト・マネジャー」と「変更管理委員会」との変更要求に対する権限の大小、優先順位に関しては試験で出題される場合があります。
  • 「プロジェクト・マネジャーが変更要求をすべて承認する」という選択肢がありますが、プロジェクト・マネジャーは、すべてを承認出来ません。場合によっては「変更管理委員会」で審議してもらうこともあります。
  • 「プロジェクト・マネジャーは自分で承認却下の判断をすることもあれば、変更管理委員会に判断を仰ぐこともある」が正しい選択肢です。
  • ただし、通常は、プロジェクト・マネジャーが変更要求の承認/却下の判断をして自分で判断できない重大事項の場合CCBに判断を仰ぐと理解してください。
  • PMP試験では、選択肢が曖昧な場合がありますので注意が必要です。

【Q 1】プロジェクト・コスト・コントロール(P189)以降で記載されているEVMについて
  • ETCの公式は3種類あるという認識でよろしいでしょうか?
     
  • 【Anser】
  • EAC=AC+ETC が基本式で、今後の進め方によりETCに入れる式が異なります
  • ​ボトムアップEAC現在のACがPVと乖離する場合は、ETCをもう一度再計算します。  EAC=AC+Bottom up ETC です。
  • 算出EACでは、下記三種類のETCとなります。
     ①ETC=BAC-EV
       ⇒現在のACは特異で今後改善が期待できる場合

     ②ETC=(BAC-EV)/CPI
      ⇒今後も傾向が続く場合

     ③ETC=(BAC-EV)/(CPI×SPI)
      ⇒CPIが1より小さい(コスト効率が悪い場合)CPIとSPIの状況を考慮してEACを算出します。

PMP模擬試験(200問)に関する【Q&A】(20~

  • 問題#は、順不同です​。他の質問、その他PMPに何する色々な問合せ相談は、
【お問合せはこちら】からお願いします。

【Q 34】#006での解き方について
  •  スコープを明確に定義する理由とは?
  •  A・Bは明らかに違うと判断、「プロジェクト成果物の定義」を選択しましたが、答えは、「変更要求への対応」となっています。
  •  スコープを明確に定義=スコープ定義プロセスと解釈し、明確に定義する理由=アウトプットと理解し、プロジェクト・スコープ記述書の記載内容として回答しました。
  •  問題文やプロジェクト記述書内容の理解が足りないのかも知れませんが、この様な問題の場合、どのように解釈すべきなのでしょうか?テクニックの様なものはありますか。
 【Anser】
  • C:はプロダクト・スコープ(製品仕様書)のことでスコープの一部と考えます。従って、プロジェクト・スコープ記述書は、Dの様に作業の切り分けに必要となります。

【Q 33】#017での解き方について
  •  Dは、成果物を扱うためと記載されているため品質コントロールと解釈してよろしいでしょうか? B、Cは、品質マネジメント計画と解釈しました。
 【Anser】
  • この考えでOKです。「品質監査」というキーワードが品質保証の活動のキーワードです。

【Q 32】#059での解き方について
  •  問題文では、再発注することが決定している。=すでに内外製分析が行われた結果であると解釈しました。その場合、A.Bが正解候補になりますが、正解は、Aとのことです。
  •  この様な問題の場合、どこのポイントを見て、内外製分析は、まだ行われていないと解釈すべきなのでしょうか?
 【Anser】
  • 「請負業者」の場合、再委託に関しては、「契約書」で厳しく制限されています。 すなわち再委託する場合は、責任の分散ではではなく作業量の分散を行う場合に使います。
  • 「内外製分析」は、発注側が基本的に考えることです。この設定は、受注側の設定ですので「内外製分析」の有無は不要です。

【Q 31】#086での解き方について
  •  要求事項文書の正解は、明らかですが、実際の試験において「検証済み成果物」 「受入済み成果物」とは記載されず「成果物」として出てくることもあるのでしょうか?
 【Anser】
  • PMBOKガイド第5版では、スコープ妥当性確認のインプットは「検証済み成果物」となっていますが一方、4.3 プロジェクト作業の指揮・マネジメントのアウトプットは「成果物」です。 従って、実際の試験では注意が必要です。

【Q 30】#087での解き方について
  •  B,Cは、明らかに前提条件ですが、解説に「プロジェクトを遂行する上での必要な技術は、制約条件ではない」とあります。 WEBでの情報も確認しましたが、「プロジェクトを遂行する上での必要な技術が無ければ、プロジェクトが成立しない」 という解釈にしてしまうと、制約条件になると思われます。 実際には、2択まで絞り込んでDを選択すると思われますが、実際の試験できちんと判断が出来るかが不安になります。
 【Anser】
  • プロジェクトを遂行する上での必要な技術は、「制約条件」ではなくむしろ「前提条件」です。
  • ・前提条件」には、リスク(思い通りに行かない)を伴いますのでリスクが考えるか否かで「制約条件」と「前提条件」の違いを判断すれば良いです。
●なおこの問題の質問の返答は、【Q 6】もご参照願います。


【Q 29】#101での解き方について
  • 前提条件分析は、リスク特定のツールですが、問題文の「前提条件の信頼度と安定度を知り」は、定性的リスク分析、「影響度を知る必要がある」は、定量的リスク分析と理解してよろしいのでしょうか? となると、どこの問題に着目して解答するのが良いかを迷ってしまいました。
 【Anser】
  •  前提条件分析は、「プロジェクトに適用される前提条件の妥当性を検証する」ですので問題文は前提条件分析に含まれると解釈して良いでしょう。

【Q 28】#103での解き方について
  •  要求という言葉が「条件」であれば、スクリーニングを素直に選択するのですが、条件よりもやや軽い要求となると、ふるいわけするのではなく、提案は受けるが、評価は低くなるということを想定してしまいました。
  •  英語の訳の問題もあるかと思いますが、このような微妙なニュアンスに対応する方法は、英文問題を見るしかないのでしょうか?
 【Anser】
  • 確かに、要求の英語が Requirement; Request; Demandでニュアンスが異なります。PMBOKの表現では、Requirementが使われています。

【Q 27】#107での解き方について
  •  デシジョンツリーが優先度分析に役立つことはないのでしょうか?何のために役立つのか?という問題なので、答えはDということでしょうか?
 【Anser】
  • 設問は、「リスクのランキング」となってすなわちリスクをA,B,Cまたは大、中、小にすることです。
  • 「デシジョンツリー分析」は、「判断(決定)の優先度(ランキング)」を決める手法でありリスクのランキングではありません。

【Q 26】#112での解き方について
  •  定性的リスク分析結果の傾向の「傾向」とは、具体的にどのようなものなのでしょうか?PMBOKを見ても記載が見当たらなく、イメージが湧きません。
 【Anser】
  • 定性分析結果をもとに傾向の例として「ある会社(A社)へ発注したソフトプログラムはユニットテストでバクが多い」したがって「A社が作成したプログラムソフトは、ユニットテストで念入りにチェックしよう」ということが分るということです。

【Q 25】#123での解き方について
  •  技術的実績レベルの達成が不可能な場合、品質基準に達成しないリスクは、もちろんありますが、 内外製分析によりコストをかけることで回避される可能性もあると思います。
  •  また、同時に内外製を検討するための期間によりスケジュールにもリスクは発生すると思われますが、 品質が重視されるのは、なぜでしょうか。 考えすぎ、深読みしすぎなのでしょうか。
 【Anser】
  • 品質とは、「本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度」のことで品質要求事項を満たすことのできない品質のレベルは常に問題となります。
  • 「要求された技術的実績レベルを達成できない場合のリスク」は当然「品質リスク」となります。

【Q 24】#140での「スコープ検証」について
  •  スコープ検証とは、スコープ妥当性検証と思いますが、旧版のPMBOK用語が選択しに入ることもあるのでしょうか?これまでの受験でも5版にない言葉は、選択肢から外していました。
 【Anser】
  • 申し訳ありません、誤植です。C.スコープ妥当性確認 が正しい選択肢です。
  • 受験者の報告にも。「PMBOK第4版までの用語が散見される」と言う報告があります。選択肢からは外す時は、注意が必要です。

【Q 23】#146での解き方について
  •  プロジェクトの品質保証までも再発注先に任せるものなのでしょうか?再発注するプロダクト自体の品質保証は、第三者への転換としてリスク分散出来ると思いますが、 プロジェクト自体の品質も任せるのは理解が出来ないのですが…
 【Anser】
  • 日本の契約形態には①請負契約と②業務委託契約2本立てが一般的です。
  • PMP試験では、①定額契約・一括請負契約、②実費償還契約、③タイム・アンド・マテリアル契約3つの契約形態がでます。
  • ①請負契約と①定額契約・一括請負契約は、ほぼ同じ内容と理解してください。
  • 請負契約の場合、再委託された部分のプロジェクトに関しては、品質を含め一切請負業者が責任を持ちます。それだけ、請負業者のリスクが高いということになります。
  • なお、日本の②業務委託契約と②実費償還契約の場合、発注側が責任を持ちますので発注側のリスクが高くなります。

【Q 22】#149での解き方について
  •  解説を確認しても、分からなかったので質問させてください。成果品の計画漏れがあったためにリスクは発生しないのでしょうか?成果品の計画もれを防ぐために実施可能なことは、
  • スコープを確定する際、グループ発想技法などが足りなかったという原因があるからでしょうか? 要員移動に関しても交渉などにより、原因を防げると思うのですが、区分がわかりません。
【Anser】
  • 「リスク事象」と「リスク原因」を区別することは難しいと思います。
  • 「リスク事象」は、もしこれが将来おこったらどのような問題が発生するかという項目です。
  • 「リスク原因」は、「リスクの兆候」と置き換えても良いでしょう。
  • 「他のプロジェクトへの要員異動」は、開発リソースが減るので工程遅延とかプロジェクトの品質低下、残業の増加というリスク事象になります。

【Q 21】#180での解き方について
  •  答えは理解出来るのですが、この問題を例とした外部事象という変更要求としては、どのような例があるのでしょうか?
【Anser】
  • A「外部事象」の例は、食品関係では関係省庁の認可・承認を取得する場合です。
  • Dの例としてはや古いですが携帯に「お財布機能」が他社から新製品に 盛り込まれることが分ったら、お財布携帯に更にパスモやスイカの機能を加えることです。

【Q 20】#185での解き方について
  •  様々な問題集で、このような問題が出てきますが、決定に緊急性を要したりなどのシチュエーションでは、強制が望ましいと理解していました。この問題文では、 緊急性が読み取れなかったため一番良い「問題解決」を選んでしまいます。 問題文で、シチュエーションの読み取り方法のテクニックがあれば教えて下さい。
【Anser】
  • 「問題解決」を使う場合は、時間を掛けてWin-Winの関係を築くことです。
  • 「強制」の場合は、①メンバーがルール無視をした ②どうにもならない状態で緊急性を要する場合と認識してください。


PMP模擬試験(200問)に関する【Q&A】(1~19)

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【Q 19】#037での正解「C」について
  • 1つ疑問が残ってしまいました。疑問点は、”C”の解答にある「プロジェクトチーム」にも”どのプロセスを採用するか決定する責任”があるのかということです。「プロジェクトマネジャー」だけでなく、「プロジェクトチーム」がと記載されていたためご疑問に思いました。
  • 【Anser】
  • ​選択肢Cは、「プロジェクト・マネジャーとプロジェクト・チームは、プロセス群からどのプロセスを採用するかを決定する責任をもつ」です
  • ​この問題は、「テーラリング」に関する問題です。
  • PMBOKガイド第5版の第3章(P48)の3段目に次のことが記載されています。「プロジェクト・マネジャーとそのチームは、採用しようとする各プロセス及びその構成要素であるインプットとアウトプットを注意深く検討し、担当するプロジェクトに適用できるかを決定すべきである。・・・(中略)・・・・このような作業はテーラリングと呼ばれる」
  • 以上から、プロジェクト・マネジャーやチームがテーラリングを行うことになります。
  • 「PMPパーフェクトマスター」でのテーラリングの説明は、第1章(P18)、第3章(P58の一番下)にありますが上記のことまでは触れていませんでした。
  • PMBOKガイドをお持ちで無なく、「PMPパーフェクトマスター」のみお持ちの方にはご不便をおかけして申し訳ありません。
【Q 18】#041で正解でない他の選択肢は何を示していますか?
  • #041)品質コントロールや品質保証の活動に関係するのは、次のどれか。
  • A.達成可能である
    B.データを収集し利用する
    C.明確なゴールを設定する
    D.明確な期限を決定する

     
  • 【Anser】
  • 解答はBです。
  • 他の選択肢は、「SMART」の考え方のことです。
    PMP試験では、プロジェクト憲章におけるプロジェクト目標と覚えてください。
  • プロジェクトの目標を5つの頭文字「SMART」で表します。
  • S:Specific  (具体的) ⇒C
    M:Measurable (測定可能)
    A:Agreed-upon(合意された事項)
    R:Realistic(現実的な事項) ⇒A
    T:Time-bound  (時間の制約) ⇒D
    (※なお、SMARTのフル・スペルは、文献によって異なる書き方があります)

【Q 17】巻末200問の中の#144の解法が分かりません。
  • ●【Anser】 
  • ​​●【解法】
  • デシジョンツリー関するEMV(期待金額価値)を求める問題の応用問題です。損害額の少ない最適なソリューションは?という設問に置き換えると良いでしょう。
  • 1.A:失敗確率は、5%(0.05)したがって損害額=10,000×0.05=500($)
    2.B:失敗確率は、10%(0.1)したがって損害額=4,000×0.1=400($)
    3.C:失敗確率は、25%(0.25)したがって損害額=3,000×0.25=750($)
    4.D:失敗確率は、3%(0.03)したがって損害額=15,000×0.03=450($)
  • 以上から損害額の一番小さいソリューションは、Bで答えは「B」となります。
【Q 16】問題#002の解答の理解方法について教えてください
  • 解答は、A.スコープ妥当性確認です解説も アウトプットの「受入れ済み成果物」が 終結プロセスに引き渡されるからという解説ですが 品質コントロールのアウトプットの「プロジェクトマネジメント計画書更新版」もプロジェクトやフェーズの終結のインプットとして「プロジェクトマネジメント計画書」 があるのですが、ここのところはどのように理解すればよろしいでしょうか。
  • 【Anser】
  • 計画書(ベースライン)の更新は、プロジェクトの中でフェーズ毎に更新します。 本問題は、最後のプロセスは?ですので 品質コントロールのアウトプットである「検証済み成果物」がスコープ妥当性確認の インプットとなり、アウトプットは、「受入れ済み成果物 」となります。

【Q 15】問題#008について、この問題は、どの知識エリアの問題であるか教えてください

  • 【Anser】
  • これは、「人的資源マネジメント」の「権威」に関する問題です。

【Q 14】問題#010について

  •  組織体の環境要因は色々な知識エリアのインプットになっていて それぞれの知識エリアのプロセス群で環境要因の内容もさまざまです。 このような問題に対しては全ての環境要因を覚えないと正解できないのか それとも、何かピンポイントで覚えておけば良いというような 対策はありますか。
  • 【Anser】
  • 「組織体の環境要因」の問題は、知識エリア毎に変化しますが、PMPパーフェクトマスターに書いている事項を覚えてください。あとは、応用問題です。

【Q 13】問題#012について

  •  プレシデンス・ダイアグラム法とPERT図法とネットワーク図の違いが理解できなくなってしまいました。 教えてください。
  • 【Anser】

  • 簡単な覚え方は、①PDMと言ったらAONで覚える、②PERTは、期待値の公式、③ネットワーク図は、貴殿が日頃使っているものです。あとは、絵(図)を想像して覚えれば良いかと思います。

【Q 12】問題#017について

  • 設問に「 3つは品質マネジメントに関するもので、残りの1つが品質保証の活動に・・・・」ここでいう品質マネジメントとは品質マネジメント計画プロセスのことを指し ている という認識でよろしいでしょうか。
  • 【Anser】
  • 解説にもあるように英文直訳の場合、品質マネジメントとは、全体を示すのか「品質マネジンメント計画」という狭い範囲を示すのか迷う場合が多くあります。しいてあげるとB、C:品質マネジメント計画で品質、D:品質コントロールに属します。
    従って「品質監査」と言うキーワードは「品質保証」とセット覚える方が良いでしょう。

 【Q 11】問題#025について

  •  解答はD.私的利益となるので断る。 ですが、解説では「PMI倫理規定によると原則としてギフトを受け取らない」と なっているので C.私の国では倫理上問題があるため、ギフトを断る。 が正解ではないのでしょうか。
  • 【Anser】

  • が正解にならないのは、自国の論理を相手に押しつけています。PMIとしては、このようなやり方を否定しています。日本人がつい起こしがちな事です。

【Q 10】問題#037について

  •  解答は、C.プロジェクト・マネジャーとプロジェクト・チームは、プロセス群からどの プロセスを採用するかを決定する責任をもつ。では、Bも正解ではないかと思うのですが、Cが正解である決定的な理由はなんでしょうか。
  • 【Anser】

  • も間違いではありませんが、良く読むと「適切なプロジェクトマネジメントの知識とスキルを適用するためのガイドとなる。」とは、言いきれません。従って、BよりはCの方がより良いという考え方です。PMP試験での設問では「より良いもの」を選ぶ訓練が必要です。

【Q 9】問題#044について

  •  解答は、.個人の育成  チーム育成プロセスの説明に「・・・コンピテンシーを強化し・・・」と定義されてというような理由でしょうか。
  • 【Anser】

  • コンピテンシーは、「総合能力」と理解した方が良いかと思います。プログラム開発スキルやヒューマン系のスキルが備わることを意味します。

【Q 8】問題#088について

  •  ぼやっとした質問で申し訳ありません。 統合変更管理の「コンフィグレーション・マネジメント」「コンフィグレーショ ン・コントロール」     「マネジメント」「コンフィグレーション・コントロール」どのような位置づけですか。
  • 【Anser】

  • 「コンフィグレーション・マネジメント」は、直訳すると「構成管理」です。すなわち、システムもしくは、製品をその構成に分解してそれぞれ個別にマネジメントする手法です。基本的には、変わりませんが対象となるもの(たとえば製品開発など)が違うだけです。「B.成果物の機能的、物理的特性を明確にする。」が、一番相応しくなります。

【Q 7】問題#082について10】

  • 解答がD.となっているが、Cが正解ではないのでしょうか。
  • 【Anser】
  • 設問は、「送信者の責任は?」です。Cは「情報の内容を正しく理解する 」は、受信者側の責任と考えられています。

【Q 6】問題#087について

  •  解答は、D. ですが、B,Cも制約条件等が分からずどのように理解すればよいのでしょうか?
  • 【Anser】
  • この設問は、「制約条件」と「前提条件」の違いを理解しているかを問う問題ですA.「プロジェクトを遂行するうえで必要な技術」があることを前提として計画したB.「プログラム開発メンバーの補充は来月にならないと出来ない」ことを前提として計画した。
    C.「顧客との契約締結は今月末までに行う予定である」ことを前提として準備している。
    D.「 特定の下請業者を使うという、契約条項」が制約としてある。


    というように言葉を続けるとよくわかるかと思います。

 

【Q 5】問題#008、097について

  • このような「人的資源マネジメントの権威」に関する解説は、 PMPパーフェクトマスターに記載されているでしょうか。
    「・職位権限」、「・強制力」、「・報奨」、「・ 専門能力」、「・ 後ろ盾」、解説を見つけることができません。
  • 【Anser】

  • これは、知識エリアでは「人的資源」に属しますがPMBOKガイドには、明確な記述はありません。「権威」(パワー)の事です。
  • 試験対策として、パーフェクトマスター200問の問題や、弊社実施の研修時に配布した400題の「人的資源」の演習問題を通して理解をしてください。
  • PMとして行使する一番良いのは「専門的(専門能力)」で次は「報償(報奨)」の権限とされています。

 【Q 4】問題#104について

  •  設問は「調達管理の一部としてあなたが注力する事柄に・・・・」 とあるので、調達管理とは調達マネジメントのプロセスだと思いますが、 「調達管理」という言葉がPMPパーフェクトマスターで確認できません。「調達コントロール」=「調達管理」という認識でよいでしょうか。
  • 【Anser】

  • PMBOK第4版では「調達管理」でしたがPMBOK第5版では「調達コントロール」と日本語訳が変わりました。PMP試験では第4版と第5版の日本語が混在する可能性が大ですので両方で覚えて下さい。

【Q 3】問題#106について
  •  正解はA となっていますが、私はCと解答しました。 解説には「情報源を漏らさない」とありますが 問題文からは読み取れません。
     偶然しってしまった情報をリスクとして正式にあつかっていい場合と C.のように「利害の衝突を理由プロジェクトから外してもらう」場合が 存在するというように理解しても良いでしょうか。
     それともC.という選択はこのような場合ありえないのでしょうか。
  • 【Anser】

  • 確かに微妙ですが、隣人の情報が果たして真実かどうかは分かりません。 故意に収集したわけではないので粛々とAの様に行うことが良いと思います。
  • 財務状況調査を行う理由(隣人からの情報源)は、洩らしません。

  【Q 2】問題#128(#106の悩みと類似

  •  この場合も106と同じように偶然しってしまった内容であるが、この場合はリスク対応計画をあらかじめ作るのではなく、 C正式な発表があるまで待って、迂回策を作成する。 となっていて。106128の解答に矛盾を感じているのですが 何か根本的な考えが違っていますでしょうか?

  • 【Anser】

  • これは、偶然と言っても故意に知ったとみなされます。選択肢のBCの違いです。Bのようにリスク対応計画を作成することは、人事異動の情報を知った上でおこなうので倫理的に問題です。
  • の「迂回策」というリスク対応戦略は「リスクが発生した時点(正式発表があった)以降に対応策を考える方法です。
  • 従って、このような場合は、正式発表を待った上で行動をおこすことが良いことになります。
【Q 1】問題#007と152は、類似しています
  •  選択肢が似ているのですが、#007の解答が「B」で#152の解答が「C」という違いが分かりません。どのように考えて解答すればよいでしょうか?
     
  • 【Anser】
  • #007の設問のキーワードは、「元の計画になかった・・」「機能追加」とありますので「スコープ外をまず主張しなさい」という考え方です。
  • #152の設問のキーワードでは、はっきり「スコープ外」と判断できるキーワードがありません。PMとしては、コンティンジェンシー予備費を使って作業できる可能性もあります。したがって、PMとしては、クライアントへ「承知しました」と言う前に「正式な変更要求を出す」ことをクライアントに伝えることが必要です。
  • #152の状況は、実務でも結構あります。実務経験が多い方には理解できます。